八重歯(乱杭歯・叢生)矯正の費用・値段は?保険適用はされる?
歯が重なるように生えている状態である八重歯が気になっている人はいませんか。八重歯を放置しておくと、重なった部分が虫歯や歯周病になりやすく、リスクが伴います。
リスクを避けるために矯正する場合、どう矯正するのか、費用はどのくらいかかるのかなど、気になる八重歯矯正についてまとめました。
後ほど解説しますが、八重歯はセラミック矯正によって1週間で治療が可能です。
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▶セラミック矯正の治療方法と症例・料金
▶八重歯の治療方法
▶八重歯を治療した症例写真
八重歯矯正にかかる費用は?
八重歯矯正は矯正方法によって、値段が大きく異なります。
ブラケット矯正:50万円~120万円
ブラケット矯正の相場は50万円~100万円程度です。比較的重度の八重歯も矯正できるところが魅力ですが、見た目的には目立ちます。歯の裏に器具を取り付けるリンガルブラケット矯正の相場は100万円~120万円程度です。しかし、矯正の難易度が高くなると相場以上にかかる場合もあります。
マウスピース矯正:50万円~100万円
マウスピース矯正もほぼブラケット矯正と同じくらいの費用です。マウスピース矯正のなかでも最新の技術であるインビザラインはそれ以上かかることがあります。
セラミック矯正:1本7万円~20万円
セラミック矯正は、歯を削り上からセラミックを被せる方法です。料金は利用を行う歯の本数によって決まります。値段は1本7万円~20万円です。
八重歯矯正には保険適用される?
八重歯の矯正には保険は、一般的に大人も子供も保険は適用されません。通常、矯正料金は全額自己負担です。
しかし、矯正治療の際に外科治療が必要になる場合は、その部分のみ保険適用となる場合があります。たとえば、極度の出歯や受け口などの場合は、歯列矯正と同時進行で顎の手術が必要です。「顎変形症」と診断され、手術が必要歯場合は、手術に対しては保険が適用されます。
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▶医療費控除とデンタルローン
口内トラブルのリスクを避けるなら矯正を視野に
歯が重なり、デコボコとしていることで、さまざまな口内トラブルのリスクが高まります。リスクを少しでも減らすなら矯正を視野に入れてみましょう。
九段下スターデンタルクリニックでは、八重歯(乱杭歯・叢生)矯正に力を入れています。無料でカウンセリングも受けられますので、八重歯の悩みや今後生じるリスク、治療方法などを相談するのもおすすめです。見た目もよく、健康的にもトラブルの少ない歯のあり方を考えてみませんか。
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八重歯は矯正すべき?八重歯を放置した場合のリスクとは
乱杭歯(らんくいば)と叢生(そうせい)とはどちらも同じ意味で、顎が小さく歯の生えるスペースが少ない、または歯自体が大きいなどの理由から歯が重なって生える状態のことを指します。
一般的に、犬歯が前に出るように生えている八重歯が乱杭歯・叢生として有名です。デコボコと生えた歯は見た目ももちろん気になりますが、それ以外にもリスクが生じます。
虫歯のリスク
まず気を付けたいリスクは虫歯です。歯が重なっている部分はブラッシングでの磨き残しが多く、虫歯になりやすくなります。
口臭のリスク
また、八重歯があることで口が閉じにくく口呼吸が増えると、口腔内が乾燥します。それにより、菌が増加し口臭の原因になることもあるのです。
口内炎のリスク
そのほか、口内炎ができるリスクも高まります。八重歯がとがっていると、食べ物を噛むときなどに口の中を切る、粘膜を傷つけることがあるからです。
知覚過敏のリスク
八重歯が原因で、ほかの歯に負担がかかることもあるでしょう。通常の歯列ならば、どの歯にも同じだけの負荷がかかりますが、八重歯がある場合は噛み合わせしやすい歯だけを主に使っている可能性もあります。そのため、負担が大きい歯に、知覚過敏が発生するリスクも増えるのです。
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▶八重歯をそのままにしておいた場合のリスク
八重歯の治療でリスクを避ける!八重歯矯正の方法は3種類
基本的な八重歯治療は歯列矯正です。八重歯(乱杭歯・叢生)矯正する方法には大きく分けてブラケット矯正とマウスピース矯正、セラミック矯正の3種類あります。
こちらの動画で各矯正方法のメリット・デメリットについて解説しています。
ブラケット矯正
ブラケット矯正とはワイヤーなどの矯正器具を付けて歯を動かす治療です。普通のブラケット矯正とリンガルブラケット矯正とがあり、ブラケット矯正は歯の表面に器具を付けるのに対し、リンガルブラケット矯正は歯の裏に器具を付けるので目立ちません。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は透明のマウスピースを歯に付け、正しい位置に歯を動かします。従来マウスピースでは治すのが難しいといわれる八重歯の症例も多くありましたが、インビザラインと呼ばれるマウスピースの誕生により可能になってきました。
セラミック矯正
セラミック矯正は歯を削り、セラミックを歯に被せて矯正する方法です。治療に2年~3年かかるブラケット矯正やマウスピース矯正と比べ、セラミック矯正は3カ月~半年と、圧倒的に治療期間が短いのがメリットでしょう。
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▶八重歯の原因・症例と治療方法
▶セラミック矯正のメリット・デメリット、治療期間・症例
セラミック矯正で八重歯を治療した症例
歯の神経は残してあるのでかなり長持ち(もしかしたら一生)が期待できます。
患者さんと相談して、周囲の天然歯よりも不自然にならない程度に白めのオールセラミックにしたので、自然でバッチリ輝く笑顔になりました。
この症例は八重歯の治療と前歯を短く小さ目に作ることがポイントでした。
八重歯は今回はやむを得ず抜きました。基本的に当院の治療は可能な限り歯は抜かないようにしております。
ただし今回のように八重歯の生えている位置が歯のラインから大きくズレてしまっている場合やむを得ず抜くことがあります。
また長い歯ですとやや出っ歯のように見えてしまうため、歯を小さ目に作ります。セラミックを用いた部分矯正の場合、当院では、歯のサイズ色を丁寧に患者様の希望の歯に出来るように、提案、相談をしながら作成します。
治療のポイントは八重歯を綺麗にすることとガタガタの歯並びを治療することです。
今回はやや離れたところに八重歯がありましたが、歯を抜かずにセラミックで治療しました。
また前歯2本の横幅が大きく歯並びが並ばない状態にありましたので、歯並びがキレイになるように歯の横幅も細めになっているのが分かりますでしょうか?また当院の歯は笑った時にキレイに見えるように小さ目に丸みを帯びた形で作成します。
動画でわかる!八重歯や犬歯を治す症例解説
笑ったときに見える八重歯や犬歯の治療法を、ワイヤー矯正・マウスピース矯正・〝神経を取る〟セラミック矯正・〝神経を残す〟セラミック矯正のそれぞれから解説しています。
セラミック矯正の症例
この症例は出っ歯だったのと、歯が斜めに生えていましたのでこの2点をセラミック矯正で改善しました。
歯のサイズを見て頂くと歯が小さく丸めになっているのも分かりますでしょうか? 今回は男性の方でしたので、自然な歯の色にしたいということでナチュラルなトーンの歯で治療しました。
九段下スターデンタルクリニック院長経歴
奈良教育大学附属中学校卒業
清風南海高校卒業
2000年長崎大学歯学部卒業
ア歯科パークハイム診療所勤務
2006年九段下スターデンタルクリニック開業
医療法人社団スタデン理事長就任
ご挨拶
また当医院ではスタッフの接遇にも力を入れております。
歯医者に通うのは怖いことですから、その気持ちを少しでも和らげることができるように「例え洗練されていなくとも、心のこもったおもてなしをするように」と全スタッフに言い聞かせております。
是非1度スター歯科にお越しください。
その出会いをきっかけに、生涯のかかりつけ医として選んでいただけるようにスタッフ一同全力を尽くさせていただきます。
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