HOME > 審美歯科医の診療レポート > Vol.12 神経を残す10代の出っ歯治療
治療前
治療後
東京都の10代の患者さんの治療です。「神経を残して、治療できる範囲で出っ歯を治したい」「歯を小さくしたい」とのご要望がありました。
10代の若い患者さんの場合はまだ神経が大きいため、神経を残すと歯はほとんど削れません。そのため矯正量には限界があり、「出っ歯は少しマシになる程度ですが、歯を小さくする分にはある程度治せそう」との見通しをご説明し、ご納得いただいての治療です。
歯の丸みも大きさも色も10代の女性に1番人気のある感じに仕上げました。色も形も自由に選べますが、若い女性はこのような感じを選ばれる方が多いです。
正直なところ、40代以降の方であれば神経も退縮していることが多く、もっと歯を削ってもっと引っ込めることは可能ですが、若い10代の場合は慎重に慎重を重ねて歯を削り、これが限界でした。
10代の『神経を残すセラミック矯正』は非常に難易度が高く、大変気を張ってやり遂げたので、ご満足いただけた結果となり、とてもホッとしました。
2024/06/09