口臭がきつくなる、間違ったマウスウォッシュの使い方について解説します。
当院が運営するYouTubeチャンネル「九段下スターデンタル田中 和之」では理事長の田中が矯正についてわかりやすく解説する動画を定期的に配信しています。
今回は「口臭がきつくなる間違ったマウスウォッシュの使い方」というテーマで配信した動画の内容をご紹介します。
口臭対策としてマウスウォッシュを使う人も多いですが、実は間違ったマウスウォッシュの使い方をしてしまうと逆に口臭がきつくなってしまう可能性があります。
口臭が気になっている方や、マウスウォッシュを使用している方は、ぜひ参考にしてください。
まず前提として、マウスウォッシュは歯磨きの代わりにはなりません。
あくまでも歯磨きが優先で、歯磨きの補足としてマウスウォッシュがあるということを理解しておいてください。
歯磨きをしないでマウスウォッシュをしまくっても虫歯になりますし、口臭もします。
実際のマウスウォッシュに使い方ですが、みなさんご存じのとおり、歯磨きをしてからマウスウォッシュを使います。
用途としては、口臭対策が一番の目的ですよね?確かにミントの香りがしていい匂いです。
ただ、ミントの匂いがするのと口臭が収まっているのとは別問題です。マウスウォッシュを使用することで、逆に口臭が増すことがあるので注意が必要です。
マウスウォッシュの清涼感にだまされて歯磨きが適当になってしまうことがあります。
その場合は、とりあえずミントの匂いで誤魔化されますが実は口臭とミントが混ざった匂いになっています。
また、口腔内の乾燥の問題もあります。
先日、口臭の動画をアップしましたが、口が乾燥すると口臭は増します。
唾液が少なく、口腔内が乾燥気味の方がマウスウォッシュを使用すると、口腔内がさらに乾燥し口臭が増してしまいます。
マウスウォッシュにも低刺激やノンアルコール、保湿成分を売りにしている商品もありますが、僕が使ってみた経験では微妙に感じました。保湿成分と書いてあっても保湿されている感じはしないし、低刺激と書いてあっても十分刺激的です。
マウスウォッシュを使用するなら低刺激のものが無難でおすすめですが、実際にはあまりそこまでの保湿性能は無いように感じます。
歯磨きがしっかりできてて、唾液が多い方でしたらマウスウォッシュは最高です。
歯磨きがちゃんとできていない、もしくは唾液が少ない方が使用すると、口臭の元になりかねません。
マウスウォッシュはやめて、先日YouTubeにアップした『効果がある口臭対策について歯科医が解説』を見て頂いて、口臭予防をしていただいた方がいいかもしれません。
九段下スターデンタルクリニックでは、〝神経を残す〟セラミック矯正を行っています。
口臭対策で色々と意識しているのになかなか改善されない方は、ご自分の歯並びについても検討してみましょう。
歯並びが原因で、上手に歯磨きができていないことや、口腔内の乾燥に繋がっていることがあるかもしれません。
九段下スターデンタルクリニックの〝神経を残す〟セラミック矯正は、歯が黒ずむこともない、優しい治療です。当院では無料カウンセリングを行っておりますので、いつでもお気軽にお越しください。