患者様は、出っ歯の歯並びは元より歯自体の色も形も変えたいというご希望もあり、初めからワイヤー矯正による治療ではなく、【神経を残すセラミック矯正】での治療をご希望でした。
【神経を残すセラミック矯正】は、出っ歯の矯正量は限度がありますが、患者様には「神経を残せる範囲で出っ歯を治せれば良い」というお考えがあり、他にも「長くなった前歯を小さくして、周りの人に気づかれない程度に少し白くしたい」、「ブラックトライアングルを解消したい」というご要望もありました。
歯を小さく短めにし、丸みを付けて角度を工夫することで「出っ歯感」はかなり無くなります。歯の色味は、ご希望通り自然に見えるギリギリの白さにしました。
神経を1本も抜かず、白く透明感のある可愛らしい歯で出っ歯の治療ができ、患者様には大変ご満足いただきました。
出っ歯のワイヤー矯正は、抜歯を伴うことが多くなります。抜歯をすると口元が引っ込むから良いと思われがちですが、ほうれい線が深くなる場合があるため、注意が必要です。
若い年代の場合は良いのですが、ミドル世代以降は口元の張りが無くなることで、急激に老けて見える場合があります。
歯を抜いてしまってからは取り返しがつきません。歯並び治療は、年代に合った治療を選択することが大切です。
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