ワイヤー矯正後の後戻り後におすすめな治療法
当院が運営するYouTubeチャンネル「九段下スターデンタル田中 和之」では理事長の田中が矯正についてわかりやすく解説する動画を定期的に配信しています。
今回は「ワイヤー矯正デメリット 後戻り問題」というテーマで配信した動画の内容をご紹介します。
当院でも、ワイヤー矯正を過去に行った患者様型「後戻りした」という相談をいただきます。
過去にワイヤー矯正やマウスピース矯正を行ったが、後戻りが気になっているという方は、ぜひ参考にしてください。
ワイヤー矯正は良い治療法ですが、矯正するときに健全な奥歯を4本抜いてしまうことは大きなデメリットだと言えるでしょう。
また、患者さんからすれば、矯正が終わったあとの「後戻り」も大きなデメリットだと言えるでしょう。
ワイヤー矯正が完了したあとの保定装置をしっかりはめていても、「後戻り」することは必ずあります。
では、後戻りするワイヤー矯正は意味ないのかと言うと、そういうことではなく、後戻りは個人差・程度の問題なのです。
ワイヤー矯正を始めてから、約10年後に「後戻り」を感じる人が多いようです。
ワイヤー矯正の通院は、約2年間であることが多いです。そのあとの保定期間も約2年間あるため、計4年間が平均治療期間となります。
となると、矯正した綺麗な状態が保つのは、たった6年だと言えるでしょう。
これは、マウスピース矯正も同じことが言えます。
「後戻り」はすべての人に起こると言っても個人差があり、完全に元に戻るわけではありません。かなり後戻りしたとしても半分程度でしょう。
治療前よりかは良い状態が維持できていると考えられます。
10年後に再度歯科矯正をすることを考えると、ワイヤー矯正か、マウスピース矯正、〝神経を残す〟セラミック矯正が候補に上がると思います。
歯が半分程度戻ってしまった場合、〝神経を残す〟セラミック矯正はとても良い選択肢だと言えるでしょう。
なぜなら、最初にワイヤー矯正かマウスピース矯正をしているため矯正量も小さくて済み、低リスクで綺麗な歯が維持できるようになるからです。
〝神経を残す〟セラミック矯正であれば、ピシっと綺麗にしたまま維持することができます。
歯を0.1mm単位で調節しながら並べることや、歯自体を白くすることができます。
もちろん「後戻り」を気にする必要はありません。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正では、そこまで厳密に並べることは難しいでしょう。
治療期間の目安は2~3週間程度です。カウンセリングが1回、通院2回、合計3回で終了です。
費用は、他のセラミック矯正と同様に、1本7万円~で、それに加えて治療する歯の本数分かかります。仮歯は1本5千円です。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正で数年かけて治療したのに、「後戻り」が起こると、とても悲しい気持ちになりますよね。
再度、ワイヤー矯正やセラミック矯正を時間をかけて行うこともアリですが、〝神経を残す〟セラミック矯正で、すばやく安全に治療することをおすすめします。
九段下スターデンタルクリニックでは、〝神経を残す〟セラミック矯正を行っています。
歯に優しい治療を行いながら、患者様の理想の歯に近づけられるよう専門的な視点からご提案いたします。
当院では無料カウンセリングを実施していますので、理想の歯に近づけられるか気になる方はお気軽にご相談ください。